操体法について
操体法の理論や方法などは研究者によりいろいろな考え方があるようですが、そうしたことはさておき、ここでは当院の「操体法」について簡単に述べておきます。
当院では、主に運動器系のゆがみを修正する一種の運動法としてとらえ、関節の可動範囲を拡げたり、または痛みの軽減につなげるのを目的としております。
ごく簡単に説明しますと、例えば、50肩で腕が上がらない・・・としますと、まず、腕を上げてその痛いところで止めてもらい、そこから今度は逆に下へ下ろしてもらうという簡単な運動になります。
もちろんこれだけのことではありません。この間の、非施術者側の呼吸のしかたとか腕を下げる角度とか、あるいは術者側の補助動作とか、いろいろ細かい決め事があります。
それらをここで一つ一つ申し上げることはいたしませんが、施術者(私)と非施術者(みな様)とがうまく呼吸を合わせて行うことが重要なポイントになります。
ピッタリと呼吸が合って、みな様が心地よく動作を終えたとしたら、ことによると思いがけない効果が生まれるかも知れません。つまりこれが操体法です。
以上ですが、何かご質問でもありましたら、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。