温熱療法について
当院で行う温熱療法は、簡単に述べると、温灸によるツボ刺激と、超短波治療機による血行促進ということになります。
温灸は、経絡にあるツボに熱刺激を与えることにより、滞った気の流れをスムーズにする効果があります。超短波治療機は、静脈や動脈を拡張し血流を増価させ循環を良くします。
いずれも症状をみながら行いますが、頭痛や内臓関係(胃疾患、便秘、下痢、逆子など)は主に温灸を、肩こりや腰痛、あるいは筋肉痛などには超短波治療器を用いることが多くなります。
ただし、状況によってはこうした温熱による治療を行わないこともあります。特に超短波治療機は禁忌となる症もありますので、使用する際は、そのような禁忌症や照射部位に金属が入っていないかどうかおたずねしてからになります。
以上ですが、何かご質問でもありましたら、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。