肩の痛み、50肩の治療の流れ

当院で行う、肩の痛みや50肩の治療について説明しています。

問診(カウンセリング)

まずお悩みの症状についてお尋ねします。また、治療に対するご希望をお伺いいたしますので何かご要望があればお気軽にお申し出ください。


検査

痛みのある部位の状態や可動範囲などを確認いたします。


治療

始めに申し上げておかなければならないのは、腕が上がらないから50肩だろう…?!と単純に考えてしまう方が多いのではないか・・・ということです。
もちろん、そうしたことは50肩の症状には必ずあるものですが、中には、本来の意味での50肩とは言えないものが意外に多いのです。
つまり、一時的な肩関節の炎症、または、肩関節周囲の筋肉の疲労、に基づくものなどがそうです。しかし、これらのものも、治療方法ということでは50肩と変わりません。ですので、ここでは同じものとして説明していきたいと思います。
まず、腕をどう動かせば痛むか?また、どの辺りにもっとも痛みがあるか?などを確認します。その上で、鍼を用いてのツボ刺激や肩関節周囲への軽いマッサージや指圧、および操体法などを施します。
あるいは、温灸、または灸頭鍼などの温熱療法も状況に応じて行いつつ、これらの治療後には、また腕を上げての痛み具合を確認していきます。
こうして約60分行いますが、先に述べたような50肩もどきであれば、かなり改善されるはずです。しかし、残念ながら、本当の50肩であった場合には、1度の治療ではそこまでの改善は期待できないかも知れません。
ただし、1度の治療でも、痛くて夜眠れない…という現症はかなり改善されると思います。こうした声を多くの方からお聞きしていますので、1度の治療でも、間違いなく治療の効果はあると考えて頂いて良いのではと思います。
ちなみに、こうした手技の中で、例えば「鍼は嫌だ」と言うような方には、その手技を除いて治療することも出来ます。普通50肩は時期がくれば自然に治るものですが、痛みはつらいものです。全快にこしたことはありませんが、当院の治療で、せめて夜の安眠を取り戻して頂ければ幸いです。


説明

治療中治療後感じ取ったことや、日常生活で気をつけること、あるいは、ご自分でできる対処法などがあれば説明します。