笑いの効用/ユーモアの勧め

ユーモアは、家庭を明るくし、社会を平和にし、人と人とのコミニュケーションを円滑にします。
それだけではなく、最近の研究で、心身に及ぼす笑いの効用が、科学的に証明されてきました。
その医学的な効用として、
リンパ球の一種で、がん細胞などを退治する、NK(ナチュラルキラー)細胞が活性化することや、
リウマチの痛みに関係する物質(インターロイキン6)が、減少することなどがわかってきています。
つまり、ゆかいなことが多ければ多いほど、脳内物質の・エンドルフィン・がたくさん分泌され、
結果、NK細胞の活性化や痛みの緩和につながるのではないかと考えられているのです。
笑いには大体次のような効用があるとされています。
1) 免疫力を高める。
免疫機能は年齢とともに低下すると言われていますが笑いによるNK細胞の活性化が報告されています。
2) ひらめきを与える。
笑うと脳波にアルファ波が多く現れ、集中力、記憶力が高い状態に保たれることも実証されています。
3) 血行を促進する。
笑いは腹式呼吸を促す。通常の胸式呼吸に比べ、一般成人の場合、1回の呼吸量が
最大で約4倍の2000ccにもなり、老廃物を身体の外に多く排出し、血行を促進します。
4) ストレスを解消する。
数々の不安や悩み、人間関係の問題など、時には「笑い飛ばす」ことも大切。
5) コミュニケーションを円滑にする。
他者との素晴らしいひとときを共有するきっかけづくりには、ユーモアが大切。
(日本ウエルネス協会)
また、痴ほうの初期症状は物忘れではなく、感動がなくなることだという説もあります。
ために、笑いのある生活が、痴ほう予防にもつながるのでは!と言う研究者もいます。
どうですか!これ以上何の説明も要らないと思います。・笑う門には福きたる・は事実なのです。
また、おかしいから笑うのではなく、笑うからおかしくなるということもあります。
毎日の生活に、積極的に笑いを取り入れましょう!!
以上ですが、何かご質問でもありましたら、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。

2004年