耳鳴りの対処法・耳透摩擦法
耳鳴りは聴覚神経系に障害がおこっておきる現象です。
血圧の異常や更年期障害、糖尿病、ストレスなどが原因でおこることもありますが、
難聴や老化が原因という場合も多いようです。
【耳鳴りに効果的なツボ】
「耳門(じもん)」 部位:頬骨弓後端
「聴宮(ちょうきゅう) 部位:耳珠直前
」「聴会(ちょうえ)」 部位:耳の前で口を開いて窪む所
「顱息(ろそく)」 部位:翳風と角孫の間の上三分の一のところ。
★かくそんは、耳の上角で口を開けば窪むところ
「けい脈(けいみゃく)」 部位:翳風と角孫の間の下三分の一のところ。
「翳風(えいふう)」 部位:乳様突起と下顎枝の間の窪み
これらのツボは、耳鳴りだけではなく、難聴や中耳炎などにも効果があります。
★それぞれ3秒から5秒程度押す。
あるいは、これらのツボをまとめて耳を挟むようにして、温めた指の腹で力を入れて上下にこするようにします。
【耳透摩擦法】
これは、東洋医学に古くから伝わる方法で、耳鳴りに効果的ですので是非お試しください。
1.両手の人差し指と中指の腹をこすり合わせて、温めます。
2.両手の人差し指と中指で両方の耳を挟んで、指の腹で耳の付け根の前後を、上下に力を入れて100回くらい摩擦します。
3.指先を後頭部に置き、両手の手のひらで両耳を塞ぎます。
次に、、人差し指を中指に重ねてポンポンとはじくようにして数十回刺激します。
後頭部には経絡が集中していますので、「耳透摩擦法」をおこなうと頭もスッキリしますし、記憶力を高める効果もあります
ストレスから来る耳鳴りや難聴にも効き目がありますので、こまめに「耳透摩擦法」をおこなうことをお勧めします。
以上です。