頭痛の足湯

頭痛に効果のある足湯の方法を紹介しています。
ここでは、頭痛に良い足湯の方法を紹介していきます。
足湯は、冷え性の改善や、疲労回復、血行促進などによく用いられますが、
頭痛の鎮静という点でも、一定の効果をあらわすことが知られています。
よく言われる・頭寒足熱・で、上に昇った気を下げることにより、
気分を落ちつかせ、リラックスさせることができますので、
イライラ感から頭痛をおこすタイプの人にはよりうってつけだと言われています。
また、足には多くの経絡が集中しており、それらの各ツボの温熱刺激効果により、
低血圧の人や、元気不足気味の人の頭痛にも効果が期待できます。

【足湯の方法】
いつも入浴するときより少し熱めのお湯に、くるぶしの少し上まで足を浸します。
ぬるくなったと感じてきたら、再び熱いお湯を注ぎながら約10分程温めます。
(あくまでも目安ですので、人によりもう少し短くてもかまいません)
時間が過ぎたらお湯から両足を出して汗を拭きます。
両足を見比べてみて、どちらか一方の足が赤くなっていなかったら、
その足だけ更にもう1-2分程温めます。
終わったらよく汗を拭きとってください。
拭かないでそのままにしておきますと、体温が奪われて返って冷えてしまうおそれがあります。
以上です。

なお、頭痛はさまざまな原因により発生するものですが、
大別すると・血管性頭痛・と・緊張性頭痛・のふたつだとされています。
通常、頭痛の90パーセントはさほど大きな心配はないと言われていますが、
中には放っておくと、重大な結果をもたらしかねないものもありますので、
その場その場に応じた、臨機応変な対応が望まれます。

以上ですが、何かご質問でもありましたら、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。

2004年